風に舞う愛 盛りを過ぎた夏が 駆け足で暮れる黄昏 煙草を口にしたままで 走る季節を目で追った 気の早い落ち葉の様に 散り急いだ愛 流れる風がいつか君の心奪ってく 心映す鏡があれば 君の姿映してみるよ 爪を伸ばした猫の瞳に 光る涙が見える 一人暮らしの部屋を いつでも訪ねてきては 微笑んだ君の姿が 炎吹き消す様に消えた 君の指輪に何もかも気付いた別れの意味 憎み合った方が綺麗に忘れられたよ 心映す鏡があれば 今の僕を映してみるよ きっと惨めな負け犬が俯いている筈さ 気の早い落ち葉のように 散り急いだ愛 流れる風にいつか 二人の夢飛ばされて 心映す鏡が割れて 今ではもう何も映らない たった二年の思い出も砕けて散ってしまう