Panic Town PanicTown PanicTown PanicTown 今声をかけたらどんな顔するかしら 彼と貴女が歩く街角 そうね きっと貴女は何もかも気付いてて 見せつけるように腕絡ませて歩いてる いつからそんな二人だったの 気付かなかった私の負けね 人込みに押し流されてよろめく事もできない 通り過ぎる二人の傍 私だけ時が止まる PanicTown PanicTown PanicTown 夢だと言って まだ振り返らずに そのまま歩いて こんな姿は見られたくない 得意そうに貴女は微笑みを浮かべて 人込みの中 後姿が消えてゆく こんな形で終わりだなんて 憎らしいほど涙も出ない 蒼ざめた心の中がひび割れてしまえばいい 楽しげな彼の瞳が私に気付かぬように 人込みに押し流されてよろめく事もできない 通り過ぎる二人の傍 私だけ時が止まる 暮れなずむ街が二人を包み込んでしまうまで 「さよなら」も言えないままに 私は立ち尽くすだけ PanicTown PanicTown PanicTown 夢だと言って