Stray Sheep



「愛なんて身勝手なもの」と
笑い飛ばしてみせるんだね
髪を揺らす風にさえ振り向きもしないで

「寂しさは一時のもの」と
精一杯の強がりさえ
心細く響くから振り向いてごらんよ

君は Stray Sheep
涙隠して それでも夢を探しつづける
その足元に煌く夢に
手を伸ばすことも知らないで



「心さえ見えないものさ」と
人一倍の臆病だね
夢を映す鏡など持てないと信じて

僕は Stray Sheep
足元の夢 踏み散らかして歩きつづける
すぐ目の前に広がる夢を
抱きしめることも知らないで



「愛なんて言葉だけなの」と
独り善がりの間違いだね
心揺らし吹く風に振り向いてみせたら

二人 Stray Sheep
似た者同士 傷つけ合って愛し続ける